2015年3月21日土曜日

2015年の栽培計画

昨年は散々でしたが、今年も栽培に挑戦します。

1つ目は、アロイトマト。
昨年は、種子を譲ってくださった方がいたものの、蒔いた時期が5月末で、無肥料栽培の成長の遅さも相まって収穫に至りませんでした。
実は、今年は関野アロイの種子を入手しておりまして、今年は既に種まきを完了しております。













発芽の時のみパネルヒータを使い、今は透明コンテナボックス内に入れての室内栽培です。
そのうち、各鉢1株となるように間引きます。
最終的には3株ほど残す予定なので、残り9株は知人宅に行くことになります。


2つ目は、関野白オクラ。
昨年は失敗、と言っておきながら、唯一、収穫まで至ることのできた植物です。
2株植えて、1株は収穫に至らず。もう1株から、オクラ2本を収穫いたしました。
1本は種子を採るための母本、もう1本は美味しくいただきました。
実食の結果、普通のオクラよりネバリが強いうえ柔らかくてクセもない、優秀なオクラだと感じました。













1本の母本からこの種子数。十分すぎです。
この劣悪な環境(1日の日照時間、2時間)で育った強靭な生命力をもって、今年は昨年以上の成果を期待しています。


3つ目は、万願寺唐辛子。
そのうち、種まきします。
本種は残念ながら無肥料栽培種子が出回っていませんが、この1種ぐらいは無肥料栽培種子を自家育成します。

2014年9月14日日曜日

アロイトマト

アロイトマトの種子を無事に入手しました。
これで、来年のラインナップにアロイトマトが入ることが確定です。













あと、高島屋地下にある自然食品店で、アロイトマトを購入する機会に恵まれました。
(ポテンシャル農業研究所さんこそ、アロイトマトの開発元です。)
実食するのは初めてでしたが、今までのトマトとは明らかに違うものに感じました。
このトマトを自宅で収穫できれば、自家菜園をやる意義が非常に大きくなりそうですね。













といいつつも、今年の結果は散々です。
どの苗もそれなりに成長はしているのですが、どれも開花に至っていません。
やはり、無肥料無農薬でかつベランダ菜園は、非常に厳しいです。
(ベランダの日照時間が2~3時間/日という環境も原因かもしれません。)

2014年5月19日月曜日

近況

最近、なかなかブログを更新できずにいますが、野菜たちは成育中です。

①ステラミニトマト
2枚目の本葉が出ていますが、子葉が枯れ落ちています。
他の株についてもほぼ同様です。
同じ栽培条件の真黒茄子(同じナス科)では何ともなく、原因をつかめない状態です。
本葉の生育に問題ないようなので、ひとまず様子見ですね。














②早生真黒茄子
子葉を大きく広げつつ、本葉も順調に成長させている最中です。
まだ大きくありませんが、ステラミニトマトと比べるとかなり順調に成長しているように見えます。














③関野白オクラ
発芽前処理が良かったためか順調に発芽しているので、各鉢2本ずつ残して間引きました。
種の殻が厚く発芽しにくいので、発芽前処理は非常に有効だと思います。
オクラの発芽は初めて見ましたが、種子の大きさの割に子葉が大きくて驚きました。














番外:今週末に野口種苗へ行き、小島農園の真黒茄子(無肥料栽培苗)を購入して参りました。
でも、よくよく聞くと、野口種苗の早生真黒茄子を実生したものらしいです。
条件は我が家と同じなので、実生ナスがうまく育たなかった時の保険にしたいです。














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2014年5月10日土曜日

スプラウト育成

スプラウト育成計画を打ち出してからすぐに栽培開始していたのですが、それから約10日間経ち収穫時期を迎えました。














元の素材は「みやま小かぶ」です。
当初は日を当てずにヒョロヒョロの姿となるように作為し、最後の3日間ぐらいで日に少しずつ当てて、葉の葉緑素が出てくるようにしました。
しかし、黄色い葉も多く、日の当て方が足りなかったのかもしれません。
味は、葉のおいしさに定評のあるみやま小かぶなので、間違いないと思います。


次は、宮重総太大根でやってみようかと思っています。
(無肥料栽培種子で少し高価だったので、ちょっと勿体ない気もしますが・・・)


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スキマ栽培

野口種苗研究所では、みやま小かぶの種子も買っています。
現在、ステラミニトマト、早生真黒茄子及び関野白オクラの鉢を準備しておりますが、みやま小かぶはそのスキマを使用しての栽培を目論んでいます。


ちなみに、現在の状況です。














写真のとおり、中央に主目的の植物を植え、その4隅にみやま小かぶを植えています。
写真の鉢はステラミニトマトのものです。
地中ではトマトの根が鉢いっぱいに張ることを想定しているのですが、地表及びその近くの地中でカブが生育しても、トマトにはそれほど影響は与えないものと予想しています。


カブは、4隅に種を3粒ずつまき、一番強そうな苗を残して間引きました。
しかし、あとで調べてみると、カブの生育初期は風の影響を受けるため、間引くのはもっと後の方が良かったのかもしれません。
仕方ないので、爪楊枝とかを使って茎部分(後にカブになるところ)を支え、苗に風ストレスがかからないようにしたいと思います。


トマトは、1枚目の本葉が出ています。
今は成長が遅いですが、根と茎がしっかりしてくればもっと成長が早くなると思われます。


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2014年5月7日水曜日

関野白オクラの播種前処理

本ブログでいう「関野白オクラ」とは、無肥料無農薬栽培で知られる関野氏の育成する白オクラをいいます。
今回は、その貴重な株から採種した種子をゲットした訳です。














白オクラは主に山口県で栽培されているオクラで、白っぽい色(薄緑色)の実が特徴です。
実が大きくなっても固くなりにくく、株もあまり大きくならない、いいことづくめの品種だと思います。
ただし、栽培経験者に聞くところによると、他のオクラよりは丈夫さにやや欠ける面があるそうです。
(もしかすると、そのことが種子の価格に影響しているのかもしれませんね・・・)
今回の入手種子は、無肥料無農薬の環境で育成され生命力を身に付けた種子であり、非常に期待しています。
すぐに我が家の環境に馴染まないかもしれませんが、ひとまず地道に採種に励みたいと思います。


現在、その関野白オクラの播種前処理を行っています。
湿ったティッシュを敷いた容器に種子を入れ、その容器をペット用フィルムヒーターで加熱した発泡スチロール内に置き、発芽を促進しています。
また、ティッシュを湿らせる水には、ごく少量のメネデール溶液を混入しています。


5月3日より3コ種子の処理を開始しています。


昨日(5月6日)、そのうち2コ種子の発根が確認されたので息子の鉢に植えました。
(書籍等では処理開始から約2日間ほどで発根するとのことでしたが、吸水に約2日間、発根までは更に約2日間かかっているようです。)
ひとまず発根は確認できたので、更に私が植えるための種子を3つ追加投入しました。


本日(5月7日)には1コ種子が発根したので、それを私の鉢に植え付けました。














ただし、追加投入した3コ種子は吸水が不十分であり、発根までもう少しかかりそうです。
(私の栽培株として計4株確保する予定)
我が家では計6株となりますが、生育状況や実の特徴を元にベストの株を選定し、その株から更新用の種子を採種したいと思います。


もし、白オクラの栽培経験者がいらっしゃれば、栽培経験に基づく感想・アドバイス等をコメント欄に頂きたいです。

2014年5月5日月曜日

越冬

今年はナス科の植物をいくつか栽培する予定ですし、今後も栽培のメインになると予想しています。
そのナス科の中には唐辛子も含まれるのですが、唐辛子のみ過去に栽培経験があります。
しかもマニアックな品種(しかも激辛)ばかり栽培していました。


その栽培期間中に気づいたことですが、実はナス科の植物は多年草なんですよね。
この事実を知った7年前の私は、唐辛子の越冬にチャレンジしたことがあります。
その品種は Dorset Naga という名前の激辛唐辛子でした。
2月頃に暖かい場所で発芽させたのですが、かなりの高さ及び横幅を取る大きい苗だったので育苗に時間がかかり、年内に収穫できませんでした。
これを機に、唐辛子の越冬にチャレンジすることとなったのです。


11月ぐらいまでは少々寒くても平然としていましたが、12月になる頃には葉を落としてしまいました。
それ以降、枝のみになった苗をビニールですっぽり覆って保温するとともに、最小限の水分のみ与えるようにしたのです。
これを3月頃まで続けると、末端の枝は茶色くなってどんどん枯死していくのが分かったのですが、主要な幹は緑色を保っていました。


そして、4月頃には幹から新芽を吹いてきたのです。
(写真の子供は私の息子(6年前))


















写真の株はほぼ幹のみなのでショボく見えますが、このあとわっさわっさと繁茂し、結果的に約200個の唐辛子が結実しました。
(辛すぎて食えなかったことは秘密・・・)




























この場合、6月頃から収穫できるので、越冬は収量アップを図るための裏技になりえると考えています。(商業的にやるには大がかりな設備投資が必要であり、かなり厳しいと思います。)
今年、ナスかトマトの成果がよければ、1株のみ越冬させてみようと考えています。