2015年8月9日日曜日

アロイトマトの現状

栽培中のアロイトマトですが、関野アロイが2株生き残っています。
アロイトマトは、大鉢2つと中鉢2つに計4株植えていたものの、中鉢に植えた株は枯れてしまいました。
予備の苗を何株も育てていたので、それを中鉢に植えたのですが、それらも全部枯れました。
無肥料のうえ大きくない鉢で育てるのは、少し無理があったのかもしれません。

その反面、大鉢に植えた2株は順調に成長しています。
大鉢のうち1株に、実が2つ成っています。













アロイトマトらしい、中玉サイズの実です。
しかし、実がついてから株の成長がぱったりと止まってしまい、つぼみが全く付かなくなりました。
(摘芯した訳ではありません。)
日照時間が2時間しかない劣悪な環境なので、少ない養分を実の成長のために優先させているような感じがします。
おそらく、あと1週間以内に収穫できると思います。

もう1株の方は、全く実がついていません。













その代わり、最近になって花が咲き放題です。
この花が全部実になったら、と考えてしまいますが、その場合は数個を残して摘果しなければならないと考えています。
ちなみに、左の支柱に植わっている貧弱な株こそ、今結実中の株です。
樹勢は、左の株の方が勢いがあったものの、結実してから逆転している状況です。

総合的な生育状況は右の株が勝っているので、種子を採るとすれば右の株からでしょうか?
でも、右の株から種子が採れない状況も考えられるので、今結実中の実からも種子を採った方がいいような気もします。

2015年4月12日日曜日

冷害

今週は、週始めから寒い日々が続きました。
寒い日の夜は、関野アロイたちを室内に取り込み、それ以外は努めて屋外の日光を浴びさせるようにしておりました。
しかし、一番寒かった日の夜に取り込み忘れてしまい、次の日に見てみると・・・













※本葉のチリチリになっている部分が被害をうけています。

少し時間が経ってから撮影したのでやや回復しましたが、見つけた当初はシナシナになっていて、かなり焦りました。
もう大丈夫だと思われますが、再び寒波が来るおそれもありますので、温かい日以外は室内で管理することにします。

その中に1株だけ、葉がチリチリになっていない株があります。
その株が一番大きかったという訳でも、置き場所の違いがある訳でもありません。
おそらく、耐寒性についても個体差があるのではないかと思われます。













逆に耐暑性がない、となっては困りますが、現状では判定できませんので、ひとまずこの株が定植株の第1候補となりました。
もう1か月もすれば、確実に定植サイズまで成長してくれるでしょう。
今から、定植できる日が待ち遠しいです。

今の育苗状況ですが、こんな感じです。













上段の6鉢が関野真黒茄子です。
トマトがまとまって発芽したのに比べ、茄子は発芽に時間を要したうえ、時期がバラバラだったように感じました。
その下段は、右の5鉢が桝田アロイ、左の1鉢が関野アロイです。
桝田アロイは、関野アロイよりも約1週間播種が遅かったので、ようやく本葉を出し始めた頃です。
そのうえ、発芽させてから保温ケース(発泡スチロールのため、保温中はずっと遮光状態)から取り出すのが遅れ、かなり徒長させてしまいました。
その下の6鉢は、全て関野アロイです。
最下段の左2鉢は関野アロイで、右4鉢は空鉢(何も植わっていない)です。
よって、現在育成中の株は、
・関野アロイ:9株
・桝田アロイ:5株
・関野真黒茄子:5株
となります。

先述の保温ケースの状況ですが、昨日、
・関野アロイ:3株
・桝田アロイ:5株
・万願寺唐辛子:3株
の播種を新たに行い、ケース内にセットしました。
今年は、これ以上の播種は行わない予定です。

ちなみに、今年は2種類のアロイトマトを育成しています。
その経緯ですが、昨年桝田アロイの種子を入手してから数カ月後に関野アロイ(こちらが本命)の種子が販売されたため、結果的に両方のアロイトマトの種子を入手することとなった訳です。
このうち、本命は関野アロイですが、栽培してみて比較し成果が良い方を累代したいと考えています。
ちなみに、「関野アロイが本命」と言っているのは、関野アロイの方が品質がよいという訳ではなく、育成場所の気候を考慮した(埼玉の気候の方が横浜の気候に近い)結果です。
(ちなみに、桝田アロイも元々は関野アロイですので・・・)

2015年4月5日日曜日

育苗状況

先月発芽した関野アロイが、順調に生育中です。













発芽率は9割ほどで、非常に活きのよい種だと思います。
発芽した苗のうち、2割は本葉の生育段階で生育不良となっている様子なので、それらの苗は定植せずに他の順調に生育している苗を使用します。
今の時点で定植に適する苗は8株ですので、追加で播種するかどうかは迷っているところです。


下の鉢が定植用の鉢です。
昨年も使用した鉢で、土の容量は12Lです。
もう少し大きい鉢でもいいような気がしますが、狭いベランダ菜園ではこれ以上の大きさのものは難しいです。
むしろ、自家採種の過程において、この大きさの鉢でも育つように進化してほしいと思っています。













どう見ても、定植はまだ早い。
しかも、今日は雨もようで気温が低めなので、苗たちは一旦屋内に取り込みます。


同時期に播種した万願寺唐辛子は、一向に発芽する気配なく、ようやく1株のみ発芽。
鉢に蒔いた状態での保温でダメならば、種を濡れティッシュにくるんだ状態で保温する作戦に切り替えます。
すなはち、発根を確認した時点で鉢に蒔く、ということです。

2015年3月21日土曜日

2015年の栽培計画

昨年は散々でしたが、今年も栽培に挑戦します。

1つ目は、アロイトマト。
昨年は、種子を譲ってくださった方がいたものの、蒔いた時期が5月末で、無肥料栽培の成長の遅さも相まって収穫に至りませんでした。
実は、今年は関野アロイの種子を入手しておりまして、今年は既に種まきを完了しております。













発芽の時のみパネルヒータを使い、今は透明コンテナボックス内に入れての室内栽培です。
そのうち、各鉢1株となるように間引きます。
最終的には3株ほど残す予定なので、残り9株は知人宅に行くことになります。


2つ目は、関野白オクラ。
昨年は失敗、と言っておきながら、唯一、収穫まで至ることのできた植物です。
2株植えて、1株は収穫に至らず。もう1株から、オクラ2本を収穫いたしました。
1本は種子を採るための母本、もう1本は美味しくいただきました。
実食の結果、普通のオクラよりネバリが強いうえ柔らかくてクセもない、優秀なオクラだと感じました。













1本の母本からこの種子数。十分すぎです。
この劣悪な環境(1日の日照時間、2時間)で育った強靭な生命力をもって、今年は昨年以上の成果を期待しています。


3つ目は、万願寺唐辛子。
そのうち、種まきします。
本種は残念ながら無肥料栽培種子が出回っていませんが、この1種ぐらいは無肥料栽培種子を自家育成します。

2014年9月14日日曜日

アロイトマト

アロイトマトの種子を無事に入手しました。
これで、来年のラインナップにアロイトマトが入ることが確定です。













あと、高島屋地下にある自然食品店で、アロイトマトを購入する機会に恵まれました。
(ポテンシャル農業研究所さんこそ、アロイトマトの開発元です。)
実食するのは初めてでしたが、今までのトマトとは明らかに違うものに感じました。
このトマトを自宅で収穫できれば、自家菜園をやる意義が非常に大きくなりそうですね。













といいつつも、今年の結果は散々です。
どの苗もそれなりに成長はしているのですが、どれも開花に至っていません。
やはり、無肥料無農薬でかつベランダ菜園は、非常に厳しいです。
(ベランダの日照時間が2~3時間/日という環境も原因かもしれません。)

2014年5月19日月曜日

近況

最近、なかなかブログを更新できずにいますが、野菜たちは成育中です。

①ステラミニトマト
2枚目の本葉が出ていますが、子葉が枯れ落ちています。
他の株についてもほぼ同様です。
同じ栽培条件の真黒茄子(同じナス科)では何ともなく、原因をつかめない状態です。
本葉の生育に問題ないようなので、ひとまず様子見ですね。














②早生真黒茄子
子葉を大きく広げつつ、本葉も順調に成長させている最中です。
まだ大きくありませんが、ステラミニトマトと比べるとかなり順調に成長しているように見えます。














③関野白オクラ
発芽前処理が良かったためか順調に発芽しているので、各鉢2本ずつ残して間引きました。
種の殻が厚く発芽しにくいので、発芽前処理は非常に有効だと思います。
オクラの発芽は初めて見ましたが、種子の大きさの割に子葉が大きくて驚きました。














番外:今週末に野口種苗へ行き、小島農園の真黒茄子(無肥料栽培苗)を購入して参りました。
でも、よくよく聞くと、野口種苗の早生真黒茄子を実生したものらしいです。
条件は我が家と同じなので、実生ナスがうまく育たなかった時の保険にしたいです。














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2014年5月10日土曜日

スプラウト育成

スプラウト育成計画を打ち出してからすぐに栽培開始していたのですが、それから約10日間経ち収穫時期を迎えました。














元の素材は「みやま小かぶ」です。
当初は日を当てずにヒョロヒョロの姿となるように作為し、最後の3日間ぐらいで日に少しずつ当てて、葉の葉緑素が出てくるようにしました。
しかし、黄色い葉も多く、日の当て方が足りなかったのかもしれません。
味は、葉のおいしさに定評のあるみやま小かぶなので、間違いないと思います。


次は、宮重総太大根でやってみようかと思っています。
(無肥料栽培種子で少し高価だったので、ちょっと勿体ない気もしますが・・・)


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