2014年5月5日月曜日

越冬

今年はナス科の植物をいくつか栽培する予定ですし、今後も栽培のメインになると予想しています。
そのナス科の中には唐辛子も含まれるのですが、唐辛子のみ過去に栽培経験があります。
しかもマニアックな品種(しかも激辛)ばかり栽培していました。


その栽培期間中に気づいたことですが、実はナス科の植物は多年草なんですよね。
この事実を知った7年前の私は、唐辛子の越冬にチャレンジしたことがあります。
その品種は Dorset Naga という名前の激辛唐辛子でした。
2月頃に暖かい場所で発芽させたのですが、かなりの高さ及び横幅を取る大きい苗だったので育苗に時間がかかり、年内に収穫できませんでした。
これを機に、唐辛子の越冬にチャレンジすることとなったのです。


11月ぐらいまでは少々寒くても平然としていましたが、12月になる頃には葉を落としてしまいました。
それ以降、枝のみになった苗をビニールですっぽり覆って保温するとともに、最小限の水分のみ与えるようにしたのです。
これを3月頃まで続けると、末端の枝は茶色くなってどんどん枯死していくのが分かったのですが、主要な幹は緑色を保っていました。


そして、4月頃には幹から新芽を吹いてきたのです。
(写真の子供は私の息子(6年前))


















写真の株はほぼ幹のみなのでショボく見えますが、このあとわっさわっさと繁茂し、結果的に約200個の唐辛子が結実しました。
(辛すぎて食えなかったことは秘密・・・)




























この場合、6月頃から収穫できるので、越冬は収量アップを図るための裏技になりえると考えています。(商業的にやるには大がかりな設備投資が必要であり、かなり厳しいと思います。)
今年、ナスかトマトの成果がよければ、1株のみ越冬させてみようと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿