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2015年4月12日日曜日

冷害

今週は、週始めから寒い日々が続きました。
寒い日の夜は、関野アロイたちを室内に取り込み、それ以外は努めて屋外の日光を浴びさせるようにしておりました。
しかし、一番寒かった日の夜に取り込み忘れてしまい、次の日に見てみると・・・













※本葉のチリチリになっている部分が被害をうけています。

少し時間が経ってから撮影したのでやや回復しましたが、見つけた当初はシナシナになっていて、かなり焦りました。
もう大丈夫だと思われますが、再び寒波が来るおそれもありますので、温かい日以外は室内で管理することにします。

その中に1株だけ、葉がチリチリになっていない株があります。
その株が一番大きかったという訳でも、置き場所の違いがある訳でもありません。
おそらく、耐寒性についても個体差があるのではないかと思われます。













逆に耐暑性がない、となっては困りますが、現状では判定できませんので、ひとまずこの株が定植株の第1候補となりました。
もう1か月もすれば、確実に定植サイズまで成長してくれるでしょう。
今から、定植できる日が待ち遠しいです。

今の育苗状況ですが、こんな感じです。













上段の6鉢が関野真黒茄子です。
トマトがまとまって発芽したのに比べ、茄子は発芽に時間を要したうえ、時期がバラバラだったように感じました。
その下段は、右の5鉢が桝田アロイ、左の1鉢が関野アロイです。
桝田アロイは、関野アロイよりも約1週間播種が遅かったので、ようやく本葉を出し始めた頃です。
そのうえ、発芽させてから保温ケース(発泡スチロールのため、保温中はずっと遮光状態)から取り出すのが遅れ、かなり徒長させてしまいました。
その下の6鉢は、全て関野アロイです。
最下段の左2鉢は関野アロイで、右4鉢は空鉢(何も植わっていない)です。
よって、現在育成中の株は、
・関野アロイ:9株
・桝田アロイ:5株
・関野真黒茄子:5株
となります。

先述の保温ケースの状況ですが、昨日、
・関野アロイ:3株
・桝田アロイ:5株
・万願寺唐辛子:3株
の播種を新たに行い、ケース内にセットしました。
今年は、これ以上の播種は行わない予定です。

ちなみに、今年は2種類のアロイトマトを育成しています。
その経緯ですが、昨年桝田アロイの種子を入手してから数カ月後に関野アロイ(こちらが本命)の種子が販売されたため、結果的に両方のアロイトマトの種子を入手することとなった訳です。
このうち、本命は関野アロイですが、栽培してみて比較し成果が良い方を累代したいと考えています。
ちなみに、「関野アロイが本命」と言っているのは、関野アロイの方が品質がよいという訳ではなく、育成場所の気候を考慮した(埼玉の気候の方が横浜の気候に近い)結果です。
(ちなみに、桝田アロイも元々は関野アロイですので・・・)

2015年3月21日土曜日

2015年の栽培計画

昨年は散々でしたが、今年も栽培に挑戦します。

1つ目は、アロイトマト。
昨年は、種子を譲ってくださった方がいたものの、蒔いた時期が5月末で、無肥料栽培の成長の遅さも相まって収穫に至りませんでした。
実は、今年は関野アロイの種子を入手しておりまして、今年は既に種まきを完了しております。













発芽の時のみパネルヒータを使い、今は透明コンテナボックス内に入れての室内栽培です。
そのうち、各鉢1株となるように間引きます。
最終的には3株ほど残す予定なので、残り9株は知人宅に行くことになります。


2つ目は、関野白オクラ。
昨年は失敗、と言っておきながら、唯一、収穫まで至ることのできた植物です。
2株植えて、1株は収穫に至らず。もう1株から、オクラ2本を収穫いたしました。
1本は種子を採るための母本、もう1本は美味しくいただきました。
実食の結果、普通のオクラよりネバリが強いうえ柔らかくてクセもない、優秀なオクラだと感じました。













1本の母本からこの種子数。十分すぎです。
この劣悪な環境(1日の日照時間、2時間)で育った強靭な生命力をもって、今年は昨年以上の成果を期待しています。


3つ目は、万願寺唐辛子。
そのうち、種まきします。
本種は残念ながら無肥料栽培種子が出回っていませんが、この1種ぐらいは無肥料栽培種子を自家育成します。

2014年5月5日月曜日

越冬

今年はナス科の植物をいくつか栽培する予定ですし、今後も栽培のメインになると予想しています。
そのナス科の中には唐辛子も含まれるのですが、唐辛子のみ過去に栽培経験があります。
しかもマニアックな品種(しかも激辛)ばかり栽培していました。


その栽培期間中に気づいたことですが、実はナス科の植物は多年草なんですよね。
この事実を知った7年前の私は、唐辛子の越冬にチャレンジしたことがあります。
その品種は Dorset Naga という名前の激辛唐辛子でした。
2月頃に暖かい場所で発芽させたのですが、かなりの高さ及び横幅を取る大きい苗だったので育苗に時間がかかり、年内に収穫できませんでした。
これを機に、唐辛子の越冬にチャレンジすることとなったのです。


11月ぐらいまでは少々寒くても平然としていましたが、12月になる頃には葉を落としてしまいました。
それ以降、枝のみになった苗をビニールですっぽり覆って保温するとともに、最小限の水分のみ与えるようにしたのです。
これを3月頃まで続けると、末端の枝は茶色くなってどんどん枯死していくのが分かったのですが、主要な幹は緑色を保っていました。


そして、4月頃には幹から新芽を吹いてきたのです。
(写真の子供は私の息子(6年前))


















写真の株はほぼ幹のみなのでショボく見えますが、このあとわっさわっさと繁茂し、結果的に約200個の唐辛子が結実しました。
(辛すぎて食えなかったことは秘密・・・)




























この場合、6月頃から収穫できるので、越冬は収量アップを図るための裏技になりえると考えています。(商業的にやるには大がかりな設備投資が必要であり、かなり厳しいと思います。)
今年、ナスかトマトの成果がよければ、1株のみ越冬させてみようと考えています。

2014年4月30日水曜日

スプラウト育成計画

ベランダ家庭菜園を始めてみて、1つ悩みが出来ました。
それは、「種子数が多すぎる」というものです。
タネ屋で1パック購入すると100粒以上入っているのはざらで、中には「みやま小かぶ」のように2000粒以上入っているものもあります。


幸い、野口種苗研究所で購入した種子は薬品処理等されていないものばかりなので、今回購入した種子をスプラウトとして栽培できるか考察してみました。


・みやま小かぶ(種子数:2000)←あくまで表示値であり、実際はそれ以上入っています。
→ 大鉢に茄子やトマトを植えた際、その隙間で育てる目論見で購入しました。絶対に余るので、スプラウト候補となりえます。














・のらぼう菜(種子数:1000)
→ 埼玉の伝統野菜で、開花前の蕾が甘くて美味とのこと。アブラナ科なのですが、スプラウトとして食することができるのかは謎です。














・宮重総太大根(種子数:250)
→ 一見、「種子数少な!」と思いますが、実は250もあれば十分です。というか、そもそもプランターで育てられる大根なのか再考を要するところ。スプラウトとしては適だと思います。














・ツタンカーメンのえんどう
→過去に栽培した種子が余っています。でも、普通のエンドウと交雑していたようなので育成中止しそのまま眠っていた種子です。今現在の発芽率は分かりませんが、スプラウトとして育成できるのか検証してみたいです。


なお、オクラ、トマト、茄子については、スプラウトとして適さない、という結論に至りました。

2014年4月13日日曜日

野口種苗研究所へ・・・

現在、家庭菜園の準備を着々と進めているのですが、横で見ていた息子が「オクラを育てたい」とか言うので、急遽オクラの種子も入手することにしました。
息子はサカタのタネで購入するつもりだったようですが、今日は嫁と息子の用事がありたまたま私が暇だったので、固定種のオクラをゲットすべく野口種苗研究所まで行くことにしました。


埼玉県飯能市にある同研究所まで、高速をフルで使っても車で約2時間かかりました。
店内に入ると、ホームページにはない種類のタネも含めてたくさんの種子があり圧倒されます。(F1種子も置いていましたが、ほんの数種類のみでした。)
客は私1人だけで、店員さんがずっと発送準備作業に追われており、とても忙しそうでした。


オクラも、ホームページでは売り切れになっていた種類も含め、店頭では在庫ありでした。
その中で、1つだけ袋の色が違うのが・・・
何と、関野氏による無肥料無農薬栽培種子ではありませんか!!














しかも、一番欲しかった白オクラということで、即買いでした。(累代栽培確定です。)
苗があまり大きくなりすぎず、実が大きくなっても固くなりにくいので、良いオクラだと思います。
500円という価格に比して種子数が30と少ないですが、自家用としては十分でしょう。


あとは、関野シリーズのうち秋まきの種子が若干在庫があったので、購入しておきました。






2014年の栽培計画

今年の栽培計画です。
何しろ、ベランダ家庭菜園で場所がないため、栽培数がかなり限定されます。
今は有名な関野アロイトマトや関野真黒茄子も栽培したいと考えていますが、将来は、自分オリジナルの種を育成したいです。
(将来は、私の育てた種を受け継いでくれる方にも出会いたいです。)


●2014年春蒔き


1 硫黄島唐辛子
硫黄島で自生している唐辛子から種子を採種したものです。
現地で自生しているので、当然、無肥料の状態で何代にもわたり累代しているはずです。
よって、無肥料栽培にもすぐ馴染んでくれるものと考えました。
自生している個体にはかなりの個体差が見られたのですが、実が小さく樹勢が強いものを固定化していきたいです。














2 みやま小かぶ
美味で知られる小かぶの固定種で、野口種苗での購入種子です。
ただ、岩手での委託採種品とのことで、交雑等の状況が不明です。
アブラナ科の植物は交雑しやすい上に種子取りに手間がかかるので、種子を採って更新するかどうかは未定です。














3 早生真黒茄子
これも、野口種苗での購入種子です。
本当は関野氏による無肥料栽培種子を入手したかったのですが、非常に入手困難のようです。
でも、ゆくゆくは関野真黒茄子に切り替えたいと思っています。














4 ステラミニトマト
固定種ミニトマトの中で味に定評がある種として本種を選びました。
例のごとく、これも野口種苗での購入種子となります。
本種を無肥料栽培している方のブログもちらほら見かけますが、無肥料での栽培例はまだまだ少ないようです。
当然、美味で樹勢の強いものを固定化していきます。














5 ももいちご【チャレンジ】
ももいちごを食べた際、採種した種子をまいてみることにしました。
しかし、イチゴの園芸品種は品種改良のために際限なく交配され続けてきたものであり、それを実生してもどんなイチゴが育つか分かりません。
とりあえずは無肥料でも育つイチゴを育成したいですが、育成できるかどうかも分かりません。
更に、ももいちごに近い果実を付けるものを固定化するのは、至難の業と言えるでしょう。