2014年4月30日水曜日

スプラウト育成計画

ベランダ家庭菜園を始めてみて、1つ悩みが出来ました。
それは、「種子数が多すぎる」というものです。
タネ屋で1パック購入すると100粒以上入っているのはざらで、中には「みやま小かぶ」のように2000粒以上入っているものもあります。


幸い、野口種苗研究所で購入した種子は薬品処理等されていないものばかりなので、今回購入した種子をスプラウトとして栽培できるか考察してみました。


・みやま小かぶ(種子数:2000)←あくまで表示値であり、実際はそれ以上入っています。
→ 大鉢に茄子やトマトを植えた際、その隙間で育てる目論見で購入しました。絶対に余るので、スプラウト候補となりえます。














・のらぼう菜(種子数:1000)
→ 埼玉の伝統野菜で、開花前の蕾が甘くて美味とのこと。アブラナ科なのですが、スプラウトとして食することができるのかは謎です。














・宮重総太大根(種子数:250)
→ 一見、「種子数少な!」と思いますが、実は250もあれば十分です。というか、そもそもプランターで育てられる大根なのか再考を要するところ。スプラウトとしては適だと思います。














・ツタンカーメンのえんどう
→過去に栽培した種子が余っています。でも、普通のエンドウと交雑していたようなので育成中止しそのまま眠っていた種子です。今現在の発芽率は分かりませんが、スプラウトとして育成できるのか検証してみたいです。


なお、オクラ、トマト、茄子については、スプラウトとして適さない、という結論に至りました。

2014年4月29日火曜日

発芽しました

4月12日に播種し、いくつか発芽しています。


・ステラミニトマト(4月12日播種)
固定種トマトを意識して食べたことがないし、おそらく実際にそれらを食したこともほとんどないと思います。
果たして固定種のトマトは旨いのか、ファーストインパクトはこの種子たちにかかっています。
(意外と発芽率がよくない(環境がよくないのか?)ので、追加で播種しました。)















・早生真黒茄子(4月12日播種)
少し早い気もしたのですが、発芽率は極めて良好でした。
本当は関野さんの真黒茄子(無肥料栽培)が欲しかったのですが、今回の種子たちを更新できれば、それでもよいと思います
(もしダメだったら、おとなしく無肥料種子を入手します。) 















・硫黄島唐辛子
なぜか、全く発芽する気配がありません。
温度が低いのかもしれないので、もう少し暖かくなるまで待ってみます。

2014年4月14日月曜日

用土の準備

今日は、無肥料栽培で使用する用土を準備しました。


当然、市販の野菜栽培用培養土なんてものは、元肥がしっかり入っているので使えません。
ということで、チョイスした用土が「バイオゴールドの土」でした。














この土を作っている株式会社タクトは、土作りの重要さについてホームページ等で発信しています。
この姿勢に感銘を覚えたので、今回、この土をチョイスするに至りました。


この土は、個人的にとても好きな土で、森の香りがします。
というか、森から取ってきた落ち葉等が普通に入っています。
自然の土に近いこの用土を肥料や農薬を使うことなく使っていくと、用土内に有用な微生物等が増えていきます。
こうして土が進化していくことにより、栽培を繰り返すほど良い成果が得られるようになるそうです。
少し高価な土ではありますが、用土を廃棄せずに何度も使えるのは、ベランダ園芸家にとってとても有り難いことです。


用土を鉢に詰めた後に水をたっぷりやります。
定植はもっと後ですが、元々乾き目の土なので、定植までの間に土を活性化させておく(慣らし?)必要があると考えました。

2014年4月13日日曜日

野口種苗研究所へ・・・

現在、家庭菜園の準備を着々と進めているのですが、横で見ていた息子が「オクラを育てたい」とか言うので、急遽オクラの種子も入手することにしました。
息子はサカタのタネで購入するつもりだったようですが、今日は嫁と息子の用事がありたまたま私が暇だったので、固定種のオクラをゲットすべく野口種苗研究所まで行くことにしました。


埼玉県飯能市にある同研究所まで、高速をフルで使っても車で約2時間かかりました。
店内に入ると、ホームページにはない種類のタネも含めてたくさんの種子があり圧倒されます。(F1種子も置いていましたが、ほんの数種類のみでした。)
客は私1人だけで、店員さんがずっと発送準備作業に追われており、とても忙しそうでした。


オクラも、ホームページでは売り切れになっていた種類も含め、店頭では在庫ありでした。
その中で、1つだけ袋の色が違うのが・・・
何と、関野氏による無肥料無農薬栽培種子ではありませんか!!














しかも、一番欲しかった白オクラということで、即買いでした。(累代栽培確定です。)
苗があまり大きくなりすぎず、実が大きくなっても固くなりにくいので、良いオクラだと思います。
500円という価格に比して種子数が30と少ないですが、自家用としては十分でしょう。


あとは、関野シリーズのうち秋まきの種子が若干在庫があったので、購入しておきました。






2014年の栽培計画

今年の栽培計画です。
何しろ、ベランダ家庭菜園で場所がないため、栽培数がかなり限定されます。
今は有名な関野アロイトマトや関野真黒茄子も栽培したいと考えていますが、将来は、自分オリジナルの種を育成したいです。
(将来は、私の育てた種を受け継いでくれる方にも出会いたいです。)


●2014年春蒔き


1 硫黄島唐辛子
硫黄島で自生している唐辛子から種子を採種したものです。
現地で自生しているので、当然、無肥料の状態で何代にもわたり累代しているはずです。
よって、無肥料栽培にもすぐ馴染んでくれるものと考えました。
自生している個体にはかなりの個体差が見られたのですが、実が小さく樹勢が強いものを固定化していきたいです。














2 みやま小かぶ
美味で知られる小かぶの固定種で、野口種苗での購入種子です。
ただ、岩手での委託採種品とのことで、交雑等の状況が不明です。
アブラナ科の植物は交雑しやすい上に種子取りに手間がかかるので、種子を採って更新するかどうかは未定です。














3 早生真黒茄子
これも、野口種苗での購入種子です。
本当は関野氏による無肥料栽培種子を入手したかったのですが、非常に入手困難のようです。
でも、ゆくゆくは関野真黒茄子に切り替えたいと思っています。














4 ステラミニトマト
固定種ミニトマトの中で味に定評がある種として本種を選びました。
例のごとく、これも野口種苗での購入種子となります。
本種を無肥料栽培している方のブログもちらほら見かけますが、無肥料での栽培例はまだまだ少ないようです。
当然、美味で樹勢の強いものを固定化していきます。














5 ももいちご【チャレンジ】
ももいちごを食べた際、採種した種子をまいてみることにしました。
しかし、イチゴの園芸品種は品種改良のために際限なく交配され続けてきたものであり、それを実生してもどんなイチゴが育つか分かりません。
とりあえずは無肥料でも育つイチゴを育成したいですが、育成できるかどうかも分かりません。
更に、ももいちごに近い果実を付けるものを固定化するのは、至難の業と言えるでしょう。

無肥料無農薬園芸

こんにちは。
ふとした思いつきから、無肥料・無農薬にこだわった家庭菜園をやりたいと思いました。
このブログでは、情報発信と情報共有を目的にしていきたいと思います。